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Lib Workの株価動向まとめ 最新決算と今後(5年間)の株価予想【1431】

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株価

Lib Workとは

株式会社Lib Workは、熊本県山鹿市に本社を置く住宅関連企業です。1997年8月1日に設立され、代表取締役社長は瀬口力氏です。

資本金は13億2,150万円、従業員数は約355名です。

主な事業内容は、戸建住宅事業、3Dプリンターハウス事業、プラットフォーム事業の3つです。戸建住宅事業では、インターネットを活用した注文住宅の販売やデザイン住宅の企画・施工を行っています。3Dプリンターハウス事業では、次世代型の建築技術を用いて住宅の新しい形を提案しています。

プラットフォーム事業では、住宅に関する情報提供やマッチングサービスなど、デジタル技術を活用したサービス展開を行っています。

本社所在地は熊本県山鹿市鍋田178-1で、九州地方を中心に営業展開しています。

直近3年間の業績・指標

決算期 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 経常利益(百万円) 純利益(百万円)
2023年6月期 14,183 299 314 173
2024年6月期 15,435 495 598 387
2025年6月期 16,004 833 854 494

バリュエーション

決算期 営業利益率(%) ROE(%) ROA(%) PER(倍) PBR(倍)
2023年6月期 約 2.11 % 5.15 % 1.95 % (–) (–)
2024年6月期 3.21 % 9.82 % 3.30 % (–) (–)
2025年6月期 5.20 % 10.64 % 4.29 % 約 31.0 倍(Yahoo!ファイナンス予想) 約 3.68 倍(実績)
  • 2025年6月期決算短信(営業利益率, ROE, ROA, 総資産など)
  • 株探「業績・財務推移」ページ
  • Yahoo! ファイナンス銘柄情報(PER / PBR / ROE etc)
  • IRBANK 決算情報履歴ページ

投資判断

株式会社Lib Workは、ここ数年で業績が大きく改善している成長企業です。

2025年6月期の売上高は約160億円、営業利益は約8億3千万円、経常利益は約8億5千万円、純利益は約4億9千万円となっており、いずれも前年より伸びています。営業利益率も約5%と上昇しており、利益体質がしっかりしてきています。

ROE(自己資本利益率)は10%を超えており、株主資本を効率的に使って利益を出している点は評価できます。ROA(総資産利益率)も4%台と、資産効率も悪くありません。経営効率は比較的高く、財務的には健全な企業です。

一方で、株価指標をみると、PERは約31倍、PBRは約3.7倍とやや高めです。これは投資家が将来の成長をすでに織り込んでいることを意味します。つまり、今後も売上や利益が伸び続ける前提であれば妥当な水準ですが、成長が鈍化した場合は株価が下がるリスクもあります。

総合的に見ると、Lib Workは収益性と成長性のバランスが取れた企業で、中長期の成長を見込む投資家にとっては魅力的な銘柄です。ただし、バリュエーション的にはやや割高圏にあり、短期での上昇を狙う投資よりも、長期的な成長を期待して保有する方が向いていると言えます。

今後の値動き予想!!(5年間)

株式会社Lib Work(証券コード1431)の現在の株価は747円です。

今後5年間の株価の動きを予想すると、まず業績が順調に伸び続けた場合、5年後の株価はおよそ1,500円前後まで上昇する可能性があります。これは年平均で約15%程度の成長を続けた場合の想定です。

次に、業績が堅調ながらも緩やかな成長にとどまる中立的なシナリオでは、年平均7%ほどの上昇を前提として、5年後の株価はおよそ1,050円程度になると考えられます。

一方で、建築資材の高騰や住宅需要の低下などで業績が伸び悩む場合は、年平均マイナス5%程度の下落を想定し、5年後の株価はおよそ580円前後まで下がる可能性もあります。

総合的に見ると、Lib Workは業績が好調で収益性も改善傾向にあるため、長期的には上昇の可能性が高い銘柄ですが、建設コストや住宅市場の変動など外部環境の影響も大きいため、慎重に見極めながら投資判断を行うのが望ましいと言えます。

この記事の最終更新日:2025年10月24日

※本記事は最新の株価データに基づいて作成しています。


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