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マテリアルグループとは

マテリアルグループ株式会社であり、PR(パブリックリレーションズ)コンサルティングを中核としたマーケティングコミュニケーション支援事業を展開する企業である。ブランド・プロダクト・サービス・タレントなどあらゆる素材の価値を引き出し、その可能性を最大化することを目的とした専門事業集団である。
本社は東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル35階に所在している。PRコンサルティングに軸足を置きながら、デジタルマーケティング領域の拡大を進めており、PRプラットフォーム事業の育成にも取り組んでいる。また、業績は下期偏重の傾向を持つ。
事業の中心はPR事業であり、ストーリーテリングを基軸としたブランド構築支援を行っている。戦略設計からコンテンツ開発、クリエイティブ制作、キャスティング、PR実行、デジタルマーケティングまでを一体で提供するワンストップ体制が特徴である。
グループ会社として、株式会社マテリアルはブランド価値向上を目的とした総合PRエージェンシー、株式会社ルームズはプロダクトプレイスメントを軸としたPR事業、キャンドルウィック株式会社は海外ブランドの日本展開支援を行うグローバルPR事業を展開している。
デジタル領域では、株式会社マテリアルデジタルがWEB接客ツールやチャットボットなどのプロダクト提供を含むデジタルマーケティング支援を行い、株式会社Bridgeは広告運用やAI検索などを含む高度なデジタルマーケティング支援を提供している。
また、株式会社CONNECTED MATERIALは企業とメディアをつなぐPRプラットフォーム「CLOUD PRESS ROOM」を運営しており、PRのデジタル化と効率化を推進している。株式会社PRASはスタートアップ向けの広報・PR支援を行う専門集団である。
さらに、株式会社マテリアルリンクスはソーシャルコマースおよびEコマース領域に特化したマーケティング支援を行い、インフルエンサーやショート動画、ライブ配信を活用した購買促進を支援している。株式会社トレプロはTikTokを活用した採用・集客・ブランディング支援を展開している。
近年はM&Aを積極的に活用し事業領域を拡大しており、2024年3月に東京証券取引所グロース市場へ上場。2025年にはマテリアルリンクス設立や複数企業のグループ参画など、デジタルおよびコマース領域の強化を進めている。
収益モデルは企業からのプロジェクト受託が中心であり、PRコンサルティング、デジタルマーケティング、コンテンツ制作などを組み合わせた統合型マーケティング支援によって収益を獲得している。PRを起点にデジタル、コマースまで領域を広げることで、総合マーケティング企業としての成長を目指している。
マテリアルグループ 公式サイトはこちら直近の業績・指標
| 年度 | 売上高(百万円) | 営業利益(百万円) | 経常利益(百万円) | 純利益(百万円) | 一株益(円) | 一株配当(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 連22.8 | 4,177 | 417 | 397 | 208 | 24.1 | 0 |
| 連23.8 | 4,655 | 713 | 695 | 437 | 44.6 | 0 |
| 連24.8 | 5,281 | 810 | 763 | 709 | 73.1 | 25.06 |
| 連25.8 | 6,288 | 832 | 753 | 468 | 48.3 | 26 |
| 連26.8予 | 9,000 | 1,150 | 1,040 | 610 | 62.7 | 26.1 |
| 連27.8予 | 10,500 | 1,600 | 1,500 | 900 | 92.5 | 31 |
キャッシュフロー
| 年度 | 営業CF(百万円) | 投資CF(百万円) | 財務CF(百万円) |
|---|---|---|---|
| 2023 | 535 | -211 | -561 |
| 2024 | 987 | -176 | -302 |
| 2025 | 694 | -58 | -497 |
バリュエーション
| 年度 | 営業利益率(%) | ROA(%) | ROE(%) | PER(倍) | PBR(倍) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 15.3 | 16.5 | – | – | – |
| 2024 | 15.3 | 21.7 | 35.0 | – | – |
| 2025 | 13.2 | 12.0 | 21.6 | 9.9~16.9 | 4.17 |
出典元:IRBANK Yahoo!ファイナンス みんかぶ
投資判断
売上は52.8億から62.8億、90.0億予想と大きく拡大しており、事業規模は明確に成長している。営業利益は8.1億から8.3億、11.5億予想、経常利益は7.6億から7.5億、10.4億予想と横ばいから再成長の流れになっている。一方で純利益は7.0億から4.6億へ減少した後、6.1億予想と回復見込みであり、利益のブレはあるが中期的には拡大方向にある。
営業利益率は15.3%から15.3%、13.2%とやや低下しているが、依然として二桁台を維持しており収益性は高い水準にある。ROEは35.0%から21.6%、ROAも21.7%から12.0%へ低下しているものの、それでも高水準であり、資本効率・資産効率ともに優れている状態にある。効率が低下しているのは利益の一時的な減少や投資拡大の影響と見ることができる。
2025年のPERは9.9倍から16.9倍のレンジ、PBRは4.1倍となっており、資産価値に対しては明確にプレミアム評価となっている。一方でPERは極端に高い水準ではなく、成長企業としては許容範囲内のレンジに収まっている。つまり過度な期待だけで買われている状態ではなく、業績とある程度整合した評価と見ることもできる。
またキャッシュフローを見ると、営業CFは5.3億、9.8億、6.9億と安定してプラスを確保しており、本業でしっかり資金を生み出している。一方で投資CFは継続してマイナスであり、事業拡大に向けた投資を続けていることが分かる。財務CFもマイナスが続いており、借入依存ではなく内部資金中心で成長している構造となっている。
総合的に見ると、売上成長・高い利益率・高い資本効率という3点が揃っており、成長株としての質は比較的高い。一方でPBR4.1倍と評価は既に織り込まれているため、今後は成長の継続が前提となる銘柄であり、成長が鈍化した場合には評価修正が入りやすい。現状は「成長継続前提で評価されている銘柄」であり、業績トレンドが株価に直結しやすいタイプと整理できる。
配当目的とかどうなの?
配当利回りは連26.8で2.8%、連27.8で3.4%と上昇見込みとなっており、平均的な水準からやや高配当寄りに近づいている。特に3.4%まで上昇する見込みは配当目的としても一定の魅力が出てくる水準にある。
利益の推移を見ると、純利益は4.6億から6.1億予想へ回復、営業利益も8.3億から11.5億予想へ拡大しており、配当の裏付けとなる収益はしっかりしている。減益から回復局面にあるため、今後は増配余地も意識されやすい構造になっている。
また営業利益率13.2%、ROE21.6%、ROA12.0%と依然として高水準であり、稼ぐ力は強い。営業CFも安定してプラスで推移しているため、利益だけでなくキャッシュ面からも配当を支えられる体質となっている。配当の持続性という点では比較的安心感のある水準にある。
一方でPBRは4.1倍と高く、株価は成長性を織り込んだ水準にあるため、純粋な高配当株とは性質が異なる。利回りだけで見ると突出して高いわけではなく、株価変動の影響も受けやすい。
総合すると、この銘柄は配当利回り3.4%水準まで見えている点でインカムとしても一定の魅力はあるが、本質は高収益・成長株であり「成長+配当」のバランス型に近い。配当目的単体で最優先にする銘柄ではないが、成長を前提に保有する中で配当も受け取れる銘柄としては位置付けやすい。増益が続けば増配期待も乗るため、業績連動で配当も伸びるタイプと整理できる。
今後の値動き予想!!(5年間)
現在の株価は908円で、マテリアルグループは売上52.8億から62.8億、90.0億予想へと大きく拡大しており、事業規模は高い成長を続けている。営業利益は8.1億から8.3億、11.5億予想、経常利益も7.6億から7.5億、10.4億予想と横ばいを挟みながらも再成長の局面に入っている。一方で純利益は7.0億から4.6億へ減少した後、6.1億予想と回復見込みであり、成長の中で利益のブレが見られる。
営業利益率は15.3%から15.3%、13.2%とやや低下しているが、依然として高水準を維持している。ROEも35.0%から21.6%、ROAも21.7%から12.0%へ低下しているものの、効率水準としては依然高く、収益性と効率の両方を備えた企業といえる。成長企業でありながら高収益体質を維持している点が特徴となっている。
良い場合は、デジタルマーケやPRプラットフォーム事業の拡大により売上100億超、営業利益15億規模まで成長するシナリオである。営業利益率も13%前後を維持し、ROE20%以上の高水準が続く場合、成長株としての評価が維持される。PBRも4倍前後を維持しながら利益成長に応じて株価が切り上がり、5年後は1,500円から2,200円程度まで上昇する可能性がある。業績拡大に連動した上昇トレンドになりやすい。
中間の場合は、売上は拡大するが利益率がやや低下し、営業利益10億前後で安定するシナリオである。営業利益率は10%前後、ROE15%前後まで落ち着き、成長性と安定性の中間評価となる。この場合はPER10倍から13倍、PBR2.5倍から3.5倍程度に収まり、5年後の株価は800円から1,200円程度のレンジで推移しやすい。テーマ性に応じて上下するボックス相場になりやすい。
悪い場合は、成長鈍化や投資負担増により利益率が低下し、営業利益が5億から7億程度にとどまるシナリオである。ROEも10%前後まで低下し、成長株としての評価が縮小する。PBRも2倍前後まで低下すると評価修正が起こり、5年後の株価は400円から700円程度まで下落する可能性がある。利益成長が止まると評価の剥落が起きやすい。
総合すると現在値908円は成長期待を織り込んだ水準にあり、上昇余地は利益成長の継続に依存する一方、成長鈍化時の下振れリスクも大きい。資産株ではなく成長株としての性格が強く、株価は業績トレンドに強く連動しやすい。長期では業績拡大に伴って上昇する可能性がある一方、短期的には評価の見直しによる上下が大きくなりやすい銘柄と整理できる。
この記事の最終更新日:2026年3月1日
※本記事は最新の株価データに基づいて作成しています。

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