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ナガイレーベン(7447)の株価は割安?決算推移・配当・今後5年の株価予想

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株価

最新(2026-03-05)
1,721.00
前日比 +10.00(+0.58%)

ナガイレーベンとは

ナガイレーベンは医療用白衣を中心とした衛生ユニフォームの大手企業で、医療・介護分野向けユニフォーム市場において高いシェアを持つ企業です。制電加工や抗菌加工などの機能性素材を活用した製品で差別化を図っており、医療用白衣の分野では国内シェア約6割を持つトップ企業となっています。

医療用白衣だけでなく、手術衣や介護用ユニフォームなど医療・福祉分野向け製品の展開も進めており、安定した需要を持つ事業構造が特徴です。また株主還元にも積極的で、配当性向はおおむね50%前後と高い水準を維持しています。

この会社は白衣や医療用靴などの販売を行う企業で、東京証券取引所プライム市場に上場しています。本社は東京都千代田区鍛冶町にあり、医療・介護関係者向けのユニフォームを中心とした事業を展開しています。営業種目は各種白衣類の販売および輸出入、病院用靴や靴下の販売などで、医療機関や介護施設を主要な顧客としています。

主力事業は医療・介護関係者向けの白衣や靴の販売で、医師用白衣、看護師用ナースウェア、手術衣、介護ユニフォームなど幅広い製品を取り扱っています。白衣の製造は秋田県大仙市に本社を置くナガイ白衣工業が担っており、グループ内で生産を行っています。一方、医療用靴などは取引先企業から供給を受ける形となっており、商品企画と販売を中心としたビジネスモデルとなっています。また著名ファッションデザイナーとのコラボレーションも行っており、花井幸子や丸山敬太などによるデザイン性の高い白衣も販売しています。医療現場では機能性だけでなく着心地やデザイン性も重視されるようになっており、こうした商品開発も同社の特徴の一つです。

会社の創業は1950年で、東京都千代田区神田三崎町に株式会社永井商店を設立したことが始まりです。1969年には秋田県仙北郡南外村(現在の大仙市)にナガイ白衣工業株式会社を設立し、生産体制を整備しました。1971年には国産初となるポリエステル100%のニット白衣を開発・販売するなど、機能性白衣の分野で先進的な商品開発を行ってきました。

その後事業拡大に伴い全国へ販売網を広げ、1976年には北海道ナガイ株式会社を設立しました。1995年には株式を店頭公開し、2001年に東京証券取引所第二部へ上場、2004年には第一部へ指定替えとなりました。現在は東京証券取引所プライム市場に上場しています。また2014年には本社を東京都千代田区鍛冶町へ移転しています。

ナガイレーベンの事業は医療や介護分野に密接に関係しており、景気の影響を受けにくい点が特徴です。病院や介護施設では白衣やユニフォームの定期的な更新が必要であり、安定した需要が存在します。さらに高齢化の進展により医療・介護従事者の増加が続いていることから、医療用ユニフォーム市場も中長期的に安定した需要が見込まれています。

このようにナガイレーベンは医療用白衣を中心としたユニフォーム事業を展開する専門企業であり、機能性素材やデザイン性を活かした製品で医療ユニフォーム市場において高いシェアを持つ企業として事業を展開しています。医療現場を支えるユニフォーム供給企業として、安定した事業基盤を持つ企業となっています。

ナガイレーベン 公式サイトはこちら

直近の業績・指標

年度 売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
純利益
(百万円)
一株益
(円)
一株配当
(円)
連21.8 17,563 5,212 5,306 3,647 111.0 60
連22.8 17,745 5,031 5,139 3,778 115.8 60
連23.8 17,181 4,604 4,673 3,226 100.0 60
連24.8 16,412 4,004 4,074 2,822 88.8 60
連25.8 16,983 3,583 3,706 2,573 83.2 100(記念)
連26.8予 18,000 4,000 4,200 2,900 95.6 60
連27.8予 18,600 4,300 4,500 3,100 102.2 60

出典元:四季報オンライン

キャッシュフロー

決算期 営業CF
(百万円)
投資CF
(百万円)
財務CF
(百万円)
2023 1,812 3,417 -2,935
2024 2,286 -1,769 -2,929
2025 2,180 1,109 -3,894

出典元:四季報オンライン

バリュエーション

年度 営業利益率 ROA ROE PER(倍) PBR(倍)
2023 26.7% 6.8% 7.4%
2024 24.3% 6.0% 6.6%
2025 21.0% 5.7% 6.2% 20.4〜28.6 1.36

出典元:四季報オンライン

投資判断

ナガイレーベンの数値を見ると、売上は164億円から169億円、さらに180億円予想とやや回復する見込みになっており、ここ数年は一度縮小した後に持ち直しつつある状態になっている。医療用白衣やユニフォームを中心とした企業であるため景気の影響は比較的受けにくく、売上規模自体は大きく変動しにくい安定型のビジネスである。

利益面を見ると営業利益は40億円から35億円へ減少した後、40億円予想と回復する見込みになっている。経常利益も40億円から37億円へ減少した後、42億円予想と持ち直す予想になっており、純利益も28億円から25億円へ減少した後、29億円予想と回復する見込みである。直近は一時的に利益が縮小しているものの、来期は元の水準に近いところまで戻る見通しとなっている。

収益性を見ると営業利益率は26.7%から24.3%、21.0%とやや低下しているものの、依然として20%を超える非常に高い水準を維持している。一般的な製造業や商社と比べてもかなり高い利益率であり、医療用白衣という専門分野で高いシェアを持つ企業の特徴が表れている。一方でROEは7.4%から6.6%、6.2%とやや低下しており、資本効率はそれほど高い企業ではない。ROAも6.8%から6.0%、5.7%と同様にやや低下傾向にある。

株価指標を見るとPERは20.4倍から28.6倍のレンジで推移しており、一般的な日本株と比較するとやや高めの評価を受けている。PBRも1.3倍程度と資産価値よりやや高い水準で取引されている。これは高い営業利益率や安定した医療関連ビジネスが評価されているためと考えられる。

総合的に見ると、ナガイレーベンは売上の成長力はそれほど強くないものの、営業利益率20%以上という非常に高い収益力を持つ企業であり、医療ユニフォームという安定市場で事業を行う堅実な企業である。

一方でROEは6%台とそれほど高くなく、株価指標もPER20倍以上とやや割高水準にあるため、成長株というよりは高収益で安定した企業として評価されている銘柄といえる。投資判断としては、安定したビジネスモデルと高い利益率は魅力だが、株価指標が高めである点を考えると大きな割安感はない銘柄と整理できる。

配当目的とかどうなの?

ナガイレーベンを配当目的で見る場合、利回りは比較的魅力的な水準にあります。予想配当利回りは2026年8月期、2027年8月期ともに3.4%となっており、日本株市場の平均配当利回りである2%前後を上回る水準です。高配当株と呼べるほどではないものの、安定配当銘柄としては十分に投資対象になる利回りです。

業績を見ると売上は164億円から169億円、さらに180億円予想と緩やかに回復しており、医療ユニフォームという安定した市場を背景に大きく崩れにくい事業構造となっています。営業利益は40億円から35億円へ一時的に減少したものの、40億円予想と回復する見込みで、経常利益も40億円から37億円、42億円予想と持ち直す見通しです。純利益も28億円から25億円、29億円予想と回復傾向にあり、利益水準は大きく崩れているわけではありません。

収益性の面では営業利益率が26.7%から24.3%、21.0%とやや低下しているものの、依然として20%以上という非常に高い水準を維持しています。医療用白衣という専門分野で高いシェアを持つ企業であり、この高い利益率が安定配当の基盤になっています。一方でROEは7.4%から6.6%、6.2%とやや低下しており、資本効率はそれほど高い企業ではありませんが、安定企業としては標準的な水準です。

またこの会社は配当性向が約50%と比較的高く、利益の半分程度を株主還元に回す方針となっています。そのため利益が大きく成長しなくても、一定水準の配当を継続しやすい企業構造になっています。医療や介護分野は景気の影響を受けにくいため、業績の安定性も配当投資と相性の良い特徴です。

ただし株価指標を見るとPERは20倍以上、PBRも1.3倍前後と日本株の中ではやや高い評価になっています。これは高い営業利益率や医療関連ビジネスの安定性が市場から評価されているためですが、割安な高配当株というタイプではありません。

総合すると、ナガイレーベンは配当利回り3.4%前後で安定したビジネスを持つ企業であり、配当目的の投資としては一定の魅力があります。利回りだけを狙う高配当株ではありませんが、医療関連の安定市場と高い利益率を背景に中長期で配当を受け取りながら保有するタイプの銘柄としては比較的相性の良い企業といえます。

今後の値動き予想!!(5年間)

現在の株価1,721円を前提に数値を見ると、売上は164億円から169億円、さらに180億円予想と緩やかな回復が見込まれており、事業規模は大きく拡大しているわけではないが安定して推移している。ナガイレーベンは医療用白衣やナースウェアなどを中心とした企業で、医療ユニフォーム市場では高いシェアを持つため需要は比較的安定している。

一方で営業利益は40億円から35億円へ減少した後、40億円予想と回復する見込みになっており、利益は急成長というより一時的に減少した後に持ち直す形になっている。経常利益も40億円から37億円、42億円予想と同様の流れで、純利益は28億円から25億円、29億円予想とやや回復する見込みである。

良い場合は、医療・介護分野の需要拡大や高機能白衣など付加価値商品の販売が伸び、売上が200億円規模まで拡大し営業利益も45億円から50億円程度まで成長するケースである。営業利益率も再び25%前後まで回復し企業の収益力が評価される可能性がある。その場合、5年後の株価は2,100円〜2,500円程度の水準まで上昇するシナリオが考えられる。

中間の場合は、売上が180億円から190億円程度で安定し、営業利益も40億円前後の水準で推移するケースである。医療ユニフォーム市場は急拡大する業界ではないため、大きな成長はないが安定した利益を維持する可能性が高い。営業利益率も20%前後で推移し、高収益な安定企業としての状態が続くと考えられる。この場合、株価は1,700円〜2,000円程度のレンジで比較的穏やかな値動きになる可能性がある。

悪い場合は、医療機関のコスト削減や価格競争の影響で利益率が低下し、営業利益が30億円前後まで落ち込むケースである。営業利益率も15%前後まで低下し、ROEも5%程度まで下がる可能性がある。その場合は市場の評価も低くなり、株価は1,200円〜1,500円程度まで下落する可能性が考えられる。

まとめると、この会社は売上の成長力はそれほど強くないものの、営業利益率20%以上という非常に高い収益力を持つ企業であり、医療ユニフォームという安定市場で事業を展開する堅実な企業である。5年間の株価イメージとしては、良い場合2,100円〜2,500円、中間の場合1,700円〜2,000円、悪い場合1,200円〜1,500円程度のレンジで推移する可能性が考えられる。急成長株というより、高収益で安定したビジネスモデルを持つ企業としての値動きになりやすい銘柄といえる。

この記事の最終更新日:2026年3月5日

※本記事は最新の株価データに基づいて作成しています。


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