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SPK(7466)の株価は割安?決算推移・配当・今後5年の株価予想

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株価

最新(2026-03-06)
2,600.00
前日比 -61.00(-2.29%)

SPKとは

SPK株式会社は、自動車用補修部品や車検部品の卸売を中心に事業を展開する専門商社である。1917年に伊藤忠合名会社の機械部から分離して設立された大阪自動車株式会社を起源とする企業で、現在は大阪市福島区福島5丁目6番28号に本社を置いている。

主に自動車部品・用品や産業車両部品の企画・販売を行い、国内外の自動車アフターマーケットに向けて事業を展開している。自動車補修部品の流通企業として長い歴史を持ち、連続増配の実績でも知られており、全上場企業の中でも上位の連続増配記録を持つ企業である。また財務体質も堅実で、安定した経営基盤を持つ企業として評価されている。

同社の事業は大きく「国内営業本部」「海外営業本部」「工機営業本部」「CUSPA営業本部」などの部門で構成されている。国内営業本部では、全国約1000社の自動車部品商を通じて自動車補修部品や自動車用品を供給している。札幌から沖縄まで全国19か所に営業拠点を配置し、国産車・輸入車を問わず幅広い車種に対応する補修部品を取り扱っている。

国産車だけでも3万点以上の部品在庫を保有し、整備工場や部品商の需要に迅速に対応できる体制を整えている。輸入車部品については大阪と東京の外車業務部門を中心に海外調達部品の流通を行っている。また電気自動車の普及などモビリティ環境の変化に対応するため、電子部品や車載診断機器など新しい分野の部品開発にも取り組んでいる。

海外営業本部では、創業以来培ってきた自動車補修部品流通のノウハウを活かし、世界80か国以上、350社以上の顧客に自動車補修部品を供給している。シンガポール、マレーシア、タイ、中国広州、オランダ、米国、アラブ首長国連邦、インドネシアなどに現地法人や駐在員事務所を設置し、日本車の保有台数が増加する海外市場へ向けて販売ネットワークを拡大している。

日本から輸出される中古車市場の拡大も背景となり、日本車向け補修部品市場は世界的に拡大しており、同社はグローバルネットワークを活用して海外アフターマーケット事業を拡大している。

工機営業本部では、建設機械やフォークリフト、トラクターなど産業車両メーカー向けに部品や部材を供給している。電動化や自動化など産業車両の技術革新に対応するため、電装品、ディスプレイ、テレマティクス機器、ランプ類、樹脂部品など幅広い製品を取り扱っている。国内外で調達した部品を品質管理のもとで供給し、北米や中国、欧州の生産拠点へJIT(ジャストインタイム)方式で部品を納入するなどグローバルな供給体制を構築している。

CUSPA営業本部では、自動車カスタマイズやモータースポーツ関連事業を展開している。ダイハツ車向けカスタマイズブランド「D-SPORT」、トヨタ車向けカスタムブランド「FT STYLE」、競技車両向けブランド「DRS」、自動車チューニングパーツブランド「BLITZ」などのブランド事業を展開している。

またカーメーカーのコンセプトカーやショーカーの製作、モータースポーツ関連商品の開発・販売、e-Motorsports事業なども行っている。さらにカーコーティングやカーフィルム施工などを行うカーディテイリング事業「CAR BEAUTY PRO」もグループで展開している。

SPKグループは株式会社丸安商会、谷川油化興業株式会社、株式会社カービューティープロ、株式会社デルオート、株式会社北光社、株式会社ブリッツなどの国内企業のほか、海外法人を含むグループ企業によって構成されている。

自動車補修部品の流通を中核に、海外販売、建設機械部品供給、カスタマイズパーツ開発など多角的な事業を展開し、自動車アフターマーケット分野で事業を拡大している。創業以来100年以上にわたり自動車部品流通の分野で事業を続けてきた企業であり、国内外の自動車整備市場を支える専門商社として事業を展開している。

SPK 公式サイトはこちら

直近の業績・指標

年度 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 経常利益(百万円) 純利益(百万円) 一株益(円) 一株配当(円)
連21.3 41,902 2,044 2,042 1,383 137.7 37
連22.3 47,686 2,034 2,287 1,625 161.8 40
連23.3 54,695 2,720 2,910 2,059 205.1 44
連24.3 63,302 3,145 3,357 2,392 238.2 50
連25.3 68,720 3,311 3,568 2,497 247.9 60
連26.3予 74,000 3,600 3,800 2,660 263.5 68〜70
連27.3予 76,200 3,850 4,010 2,810 278.3 75〜80

出典元:四季報オンライン

キャッシュフロー

年度 営業CF(百万円) 投資CF(百万円) 財務CF(百万円)
2023 838 -879 426
2024 1,835 -1,797 167
2025 1,192 -2,888 2,490

出典元:四季報オンライン

バリュエーション

年度 営業利益率 ROE ROA PER PBR
2023 4.9% 9.2% 5.9%
2024 4.9% 9.7% 6.1%
2025 4.8% 9.2% 5.6% 7.0〜9.1倍 0.93倍

出典元:四季報オンライン

投資判断

SPKは中堅商社としては比較的安定した成長を続けている企業と判断できる。まず利益規模を見ると、営業利益は31億円から33億円、36億円予想と着実に増加しており、急激な成長ではないものの安定した増益基調になっている。

経常利益も33億円から35億円、38億円予想と同様に緩やかな増加となっており、本業の収益力は安定して拡大している。純利益も23億円から24億円、26億円予想と毎年少しずつ増えており、利益構造は比較的安定している企業といえる。

収益性の指標を見ると、営業利益率は4.9%、4.9%、4.8%と大きな変動はなく、約5%前後で安定している。卸売業としては比較的高い水準であり、単なる薄利多売型の流通企業というより、付加価値のある商材やブランドを扱うことで一定の利益率を確保していると考えられる。

ROEは9.2%、9.7%、9.2%と10%近い水準を維持しており、資本効率も悪くない。ROAも5.9%、6.1%、5.6%と安定しており、総資産に対する収益力も中堅企業としては比較的良好な水準にある。

バリュエーションを見ると、2025年の実績PERは7.0倍から9.1倍のレンジで推移しており、平均するとおよそ8倍前後の評価となる。PBRも0.9倍程度で1倍をやや下回る水準となっており、利益が安定している企業としては比較的割安な評価を受けているといえる。ROEが9.2%前後であることを考えると、PBRが1倍未満という評価はやや保守的で、市場は成長株としてではなく安定型企業として見ている可能性が高い。

以上の数値だけで判断すると、この会社は急成長企業ではないが、売上と利益が緩やかに拡大している安定成長型の企業と考えられる。収益性は卸売業としては比較的良好で、ROEも約9%と一定の資本効率を維持している。一方でPERは約7.0倍から9.1倍、PBRは0.9倍と評価は低めであり、成長株としてのプレミアムは付いていない。

総合的に見ると、SPKは高成長株というよりも、安定して利益を積み上げる中堅商社型の企業であり、現在の指標水準はやや割安寄りの評価と考えられる。大きな成長期待は織り込まれていないが、利益が安定していることを考えると、指標面では比較的堅実な銘柄という判断になる。

配当目的とかどうなの?

SPKは配当目的としては「中程度の利回りだが、安定性は比較的高い銘柄」と判断できる。予想配当利回りは連26.3で2.8%、連27.3で2.9%となっており、日本株全体の平均配当利回りである2%前後よりはやや高い水準にある。ただし高配当株と呼ばれる4%〜5%台の銘柄と比べると利回りはそこまで高くなく、配当利回りだけで投資するタイプの銘柄ではない。

一方で利益の推移を見ると、営業利益は31億円から33億円、36億円予想と緩やかに増加しており、経常利益も33億円から35億円、38億円予想と安定して伸びている。純利益も23億円から24億円、26億円予想と少しずつ増加しており、業績は安定成長型の企業と言える。営業利益率も4.9%、4.9%、4.8%と大きく崩れておらず、収益構造は安定している。

資本効率の面ではROEが9.2%、9.7%、9.2%と10%近い水準で推移しており、卸売企業としては比較的良い水準である。ROAも5.9%、6.1%、5.6%と安定しているため、利益を安定して生み出す体質はあると考えられる。こうした安定した収益力は、配当の継続性という面ではプラス材料になる。

またバリュエーションを見ると、PERは7.0倍から9.1倍程度のレンジで比較的低く、PBRも0.9倍前後と割高感はない。市場からは高成長企業として評価されているわけではないが、その分株価が大きく割高になりにくいという特徴がある。

以上の数値から判断すると、SPKは配当利回り自体は3%前後と中程度だが、利益が安定している企業であるため配当の継続性は比較的高いタイプの銘柄と考えられる。高配当株として配当利回りだけを狙う投資にはやや物足りないが、安定した業績と配当の両方を重視する中長期保有型の配当投資には比較的向いている銘柄と判断できる。

今後の値動き予想!!(5年間)

現在の株価2,600円を前提に数値を見ると、売上は633億円から687億円、さらに740億円予想と安定して増収が続いており、事業規模は着実に拡大している。営業利益は31億円から33億円、36億円予想と緩やかな増益基調であり、急激な成長ではないものの安定して利益を伸ばしている。

経常利益も33億円から35億円、38億円予想と同様に増加しており、純利益も23億円から24億円、26億円予想と少しずつ増加している。営業利益率は4.9%、4.9%、4.8%と大きな変動はなく、卸売企業としては比較的安定した収益構造となっている。

良い場合は、売上が800億円規模まで拡大し、営業利益も40億円以上まで成長するケースである。自動車補修部品市場の拡大や海外事業の伸び、カスタムパーツ事業などの付加価値ビジネスが伸びれば利益率も5%台前半まで改善する可能性がある。ROEも10%以上の水準に近づけば企業の収益力が評価され、PERが10倍〜12倍程度まで見直される可能性がある。その場合、株価は3,200円〜3,800円程度まで上昇するシナリオが考えられる。

中間の場合は、売上が750億円前後で緩やかに拡大し、営業利益も35億円前後の水準で安定するケースである。大きな成長はないものの、自動車補修部品という安定需要を背景に業績は堅調に推移する可能性が高い。市場からの評価も現在と近いPER8倍〜9倍程度で推移すると考えられ、この場合の株価は2,400円〜2,900円程度のレンジで比較的穏やかな値動きになる可能性がある。安定株としての性格が強くなるパターンである。

悪い場合は、自動車補修部品市場の需要減少や海外事業の伸び悩みなどにより利益が伸びなくなるケースである。営業利益が30億円前後まで低下し、営業利益率も4%前後まで下がる可能性がある。ROEも7%程度まで低下すれば市場評価も弱まり、PERが6倍〜7倍程度まで低下する可能性がある。その場合、株価は1,700円〜2,100円程度まで下落するシナリオが考えられる。

まとめると、この会社は売上と利益が緩やかに拡大している安定成長型の中堅企業であり、急成長株というよりは堅実に利益を積み上げるタイプの企業である。5年間の株価イメージとしては、良い場合3,200円〜3,800円、中間の場合2,400円〜2,900円、悪い場合1,700円〜2,100円程度のレンジで推移する可能性が考えられる。自動車アフターマーケットという安定需要を背景に、比較的穏やかな値動きになりやすい銘柄と考えられる。

この記事の最終更新日:2026年3月6日

※本記事は最新の株価データに基づいて作成しています。


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