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シモジマ(7482)の株価は割安?決算推移・配当・今後5年の株価予想

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株価

最新(2026-03-06)
1,414.00
前日比 -28.00(-1.94%)

シモジマとは

株式会社シモジマは、包装資材や店舗用品などを中心に販売する専門商社で、本社は東京都台東区浅草橋にあります。包装紙や紙袋、ラッピング用品などの包材を主力とし、自社ブランド商品を主体に卸売販売を行っている点が特徴です。東証スタンダード市場に上場しており、小売店や飲食店、事業者向けに幅広い商品を供給しています。包装資材は消耗品であるため安定した需要があり、同社は長年にわたり包装関連分野で強い販売基盤を築いてきました。

事業の中心は、包装用品や店舗用品などの卸売事業です。主な商品は包装紙、紙袋、紙箱、ポリ袋、レジ袋、リボン、ギフトシール、食品包装資材などの包材のほか、文房具、学童用品、事務用品、事務機器、商品POP、慶弔袋、OA用品、店舗装飾品など多岐にわたります。

特にギフト包装や店舗ディスプレイ関連の商品に強みがあり、小売店のラッピング需要や店舗装飾需要を取り込んでいます。またラッピング技術の講習会なども行っており、包装文化の普及にも取り組んでいます。

販売形態としては卸売のほか、直営店舗やフランチャイズ店舗を通じた販売も行っています。直営店として「シモジマ」や「プロパック」などを運営しており、東京浅草橋周辺では浅草橋本店やeast side tokyoなどの大型店舗を展開しています。

さらに包装・雑貨専門店「パッケージプラザ」を全国でフランチャイズ展開しており、中小の小売店や飲食店、個人事業主などが包装用品を直接購入できる店舗網を構築しています。通販事業の強化にも力を入れており、ECサイトを通じた販売拡大も進めています。

物流体制としては、埼玉県浦和市に東部配送センター、大阪府東大阪市に西部配送センターなどを設置し、全国への供給体制を整えています。さらに大阪南港物流センターなど物流拠点を整備し、効率的な配送ネットワークを構築しています。これにより多数の商品を安定して供給できる体制を確立しています。

同社の起源は1920年に包装材料卸問屋として創業した下島商店にさかのぼります。1943年に株式会社下島商店が設立され、その後商号変更や事業再編を経て現在のシモジマへ発展しました。1960年代以降は包装資材販売を中心に事業を拡大し、物流拠点の整備や専門店展開を進めながら全国規模の流通網を構築しました。

1995年には日本証券業協会に株式を店頭登録し、2001年に東京証券取引所市場第二部へ上場、2004年には市場第一部へ指定替えを果たしました。現在は包装資材を中心とした専門商社として、卸売・直営店・フランチャイズ・通販を組み合わせた販売体制を持ち、店舗運営に必要な消耗品を幅広く提供しています。包装資材という安定需要の分野を基盤にしながら、EC販売や物流体制の強化を進めることで事業拡大を図っている企業です。

シモジマ 公式サイトはこちら

直近の業績・指標

年度 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 経常利益(百万円) 純利益(百万円) 1株益(円) 1株配当(円)
連21.3 47,100 275 552 -331 -14.3 22
連22.3 48,063 44 380 86 3.7 22
連23.3 55,028 2,011 2,388 1,542 66.2 22
連24.3 57,794 3,262 3,623 2,372 101.7 51
連25.3 60,680 2,986 3,303 2,088 89.4 54
連26.3予 63,500 3,500 3,800 2,500 106.9 54
連27.3予 65,500 3,700 4,000 2,600 111.2 54〜55

出典元:四季報オンライン

キャッシュフロー

年度 営業CF(百万円) 投資CF(百万円) 財務CF(百万円)
2023 2,328 -378 -686
2024 4,698 -1,479 -678
2025 923 -864 -1,685

出典元:四季報オンライン

バリュエーション

年度 営業利益率 ROA ROE PER(倍) PBR(倍)
2023 3.6% 3.8% 4.7%
2024 5.6% 5.4% 6.8%
2025 4.9% 4.9% 5.9% 11.7〜15.8 0.91

出典元:四季報オンライン

投資判断

シモジマの業績を見ると、売上は577億円 → 606億円 → 635億円予想と緩やかな増収が続いており、事業規模は安定的に拡大している。包装資材や店舗用品は景気に左右されにくい消耗品ビジネスのため、急成長はしにくいものの売上は比較的安定して伸びる構造になっている。

利益面を見ると、営業利益は32億円 → 29億円 → 35億円予想、経常利益は36億円 → 33億円 → 38億円予想、純利益は23億円 → 20億円 → 25億円予想となっている。2025年はやや減益となっているが、2026年は回復見込みとなっており、利益水準としては安定したレンジで推移している印象がある。急成長企業ではないが、安定収益型の企業といえる。

収益性の指標を見ると、営業利益率は3.6% → 5.6% → 4.9%で、2024年に改善した後やや低下しているが、概ね4〜5%台で推移している。卸売・商社型ビジネスとしては標準的な水準であり、特別に高収益というわけではないが、安定した採算は確保している。ROEは4.7% → 6.8% → 5.9%、ROAは3.8% → 5.4% → 4.9%となっており、資本効率はやや低めの中位水準にある。高成長企業のような二桁ROEではないが、堅実な水準ではある。

バリュエーションを見ると、PERは過去レンジで11.7倍〜15.8倍程度となっており、現在の利益水準から見ても極端な割高感はない。PBRは0.9倍と1倍を下回っており、資産価値ベースではやや割安に評価されている状態といえる。成長期待が高い銘柄ではないため評価倍率は低めだが、逆に言えば大きく割高になりにくい特徴もある。

総合的に見ると、この会社は高成長株というよりも安定型の中小型株であり、業績は大きく伸びないものの安定して利益を出すビジネスモデルを持っている。PERは中立水準、PBRはやや割安水準にあり、株価は資産価値に近い評価で推移している可能性が高い。爆発的な株価上昇を狙う銘柄ではないが、安定した業績と割安感を背景に中長期では緩やかな評価修正が起きる可能性はある銘柄と判断できる。

配当目的とかどうなの?

シモジマを配当目的で見ると、利回り水準としては比較的魅力のある銘柄といえる。予想配当利回りは連26.3、連27.3ともに3.8%で、日本株全体の平均配当利回りである2%前後を大きく上回る水準にある。高配当株とまでは言えないが、中配当株としては十分に投資対象になる利回りといえる。

利益とのバランスを見ると、2025年の1株益は89円で配当は54円となっており、配当性向は約60%程度になる。これはやや高めではあるが無理な水準ではなく、利益の範囲内で配当を出している状態といえる。2026年予想では1株益106円に対して配当54円で、配当性向は約50%程度まで下がる見込みとなっており、利益回復が進めば配当の安定性はむしろ高くなる可能性がある。

キャッシュフローを見ると、営業キャッシュフローは23億円 → 46億円 → 9億円と年によってブレはあるものの、基本的にはプラスを維持している。一方で投資キャッシュフローは設備投資などでマイナス、財務キャッシュフローも配当支払いなどでマイナスとなっており、一般的な成熟企業のキャッシュフロー構造になっている。大きな成長投資をしている会社ではないため、基本的には利益の範囲内で配当を出し続けるタイプの企業と考えられる。

またこの会社は包装資材や店舗用品などの消耗品ビジネスが中心で、景気に大きく左右されにくい点も配当株としてはプラス材料になる。急成長は期待しにくいが、業績が急落する可能性も比較的低く、安定配当型の企業といえる。

総合的に見ると、シモジマは高配当株というより「安定配当型の中配当株」という位置づけになる。利回りは3.8%と十分な水準があり、PBRも0.9倍と割安圏にあるため、キャピタルゲインよりも配当を受け取りながら長期保有する投資には比較的向いている銘柄と判断できる。急激な増配や株価上昇を期待するタイプではないが、安定した配当収入を目的とする投資では検討できる銘柄といえる。

今後の値動き予想!!(5年間)

現在の株価1,414円で売上は577億円から606億円、さらに635億円予想と緩やかな増収が続いており、事業規模は安定して拡大している。一方で営業利益は32億円から29億円へ減少した後、35億円予想とやや回復する見込みで、利益は大きく成長しているというより横ばいに近い推移になっている。

経常利益も36億円から33億円、38億円予想と同様の流れで、純利益は23億円から20億円、25億円予想と一時的な減益はあるものの中期的には回復傾向にある。ただし営業利益率は3.6% → 5.6% → 4.9%と4〜5%台の水準で、卸売型ビジネスとしては平均的な収益性であり、高収益企業というわけではない。

良い場合は、売上が650億円を超えて安定的に拡大し、営業利益も40億円前後の水準まで成長するケースである。EC販売の拡大や物流効率の改善、自社ブランド商品の販売強化などにより利益率が改善し、営業利益率が6%前後まで上昇する可能性がある。ROEも7〜8%程度まで改善すれば、企業の収益力に対する評価が高まり、PERが15倍前後まで見直される可能性がある。その場合、株価は1,700円〜1,900円程度まで上昇するシナリオが考えられる。

中間の場合は、売上が630億円前後で安定し、利益も30億円台前半の水準で推移するケースである。包装資材や店舗用品は消耗品ビジネスで需要が比較的安定しているため、大きく成長はしないが大きく崩れもしない可能性が高い。この場合はPERも現在と近い12〜14倍程度で推移する可能性があり、株価は大きく上昇することも大きく下落することもなく、1,300円〜1,500円程度のレンジで比較的穏やかな値動きになる可能性がある。いわゆる安定株としての動きになりやすいパターンである。

悪い場合は、原材料価格の上昇や物流コストの増加、小売業の需要減少などにより利益が再び減少し、営業利益が25億円前後まで落ち込むケースである。利益率も3%前後まで低下し、ROEも4%程度まで下がる可能性がある。その場合は市場の評価も低くなり、PERが10倍前後まで低下する可能性がある。こうした状況では株価は1,000円〜1,200円程度まで下落する可能性が考えられる。

まとめると、シモジマは売上は安定しているが利益成長は大きくなく、収益性も平均的な企業である。5年間の株価イメージとしては、良い場合1,700円〜1,900円、中間の場合1,300円〜1,500円、悪い場合1,000円〜1,200円程度のレンジで推移する可能性が考えられる。急成長株というより、安定した消耗品ビジネスを基盤とする中堅企業として、配当を受け取りながら緩やかな値動きになりやすい銘柄と考えられる。

この記事の最終更新日:2026年3月7日

※本記事は最新の株価データに基づいて作成しています。


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